JR貨物 基本運賃10%値上げ
10月から 民営化以来初めて
日本貨物鉄道(JR貨物/田村修二社長)は14日、今年10月1日から、基本運賃を10%改定すると発表した。
基本運賃の改定は、基礎となる貨物賃率表の「コンテナ貨物賃率表」が36年ぶり、「車扱貨物賃率表」は33年ぶりの値上げとなる。
田村社長は会見で「社会への急激な変化に対応すべく、引き続き良質な物流サービスを継続し、労働力の確保と新技術の導入、車両等に係る設備投資への備えにしたい」と意欲を示した。今後は、利用運送事業者、荷主への理解を求めていく。