若年大型免許保有者 22年後に44％減少

全ト協予測 60歳以上は2.5倍超に

　60歳未満の大型免許保有者数は12年後に現在より24％減少し、22年後には44％減少する——全日本トラック協会がまとめた、大型免許保有人口の将来予測で、今後労働力として期待できる若年層の大型免許保有者が大幅に減少していく可能性があることがわかった。人口減少および少子高齢化、若年層の大型免許離れに加え、免許制度改正の影響が出てくるためだ。一方で60歳以上の大型免許保有者数は12年後87％増え、22年後には現在の２・５倍超に膨れあがると予測され、今後本格的な労働力確保対策が求められそうだ。