東ト協、処分強化に強く反発

「根本的解決にならない」

 国土交通省が1日から施行した自動車運送事業の行政処分強化について、東京都トラック協会がパブリックコメントに応じるかたちで、処分強化に強く反対する意見を提出していたことがわかった。意見では「処分基準の強化のみでは何の根本的解決になっていない」と反発し、荷主の優越性など運送業を取り巻く背後要因を除去するような方策の強化が先決だ、と主張している。