新型「マークX」登場

トヨタ 走りにこだわる正統派セダン

 トヨタ自動車は19日、正統派FR(後輪駆動)セダンの系譜を受け継ぐ「マークX」を5年ぶりにフルモデルチェンジして全国のトヨペット店で発売した。「マークⅡ」時代からの「価格を抑えつつ上位モデルに負けない性能を搭載」というバリューを引き継ぎ、スポーティーさと上質さをさらに熟成させながら、スターティングプライスを238万円へと約10万円引き下げて「お買い得感」を一層高めた。ハイブリッド車はあえて設定せず、FR車の「走り」に徹底的にこだわり、ハイブリッドブームに真正面から勝負を挑む。

新型「マークX」

躍動感あふれる低重心スタイルでFR車としての走りに徹底的にこだわった