トラック将来ビジョン 来月にも検討会発足

国交省、成長産業へ道筋描く

 国土交通省は来月にも、トラック運送事業の産業としての将来ビジョンを描くための検討会を立ち上げる。将来ビジョンの検討は、前政権下の昨年5月に非公式の勉強会のかたちで始まったが、その後の政権交代を踏まえ、新政権下で仕切り直す。新政権下での検討では、地球温暖化対策への対応、少子高齢化・人口減少といった事業環境の変化を踏まえつつ、トラック事業が「成長産業」となるための道筋を描く。今夏にも論点整理を行い、その後実態調査も行う予定だ。