アルコールチェッカー 来年3月から義務付け
国交省が省令改正案 反応なら乗務を禁止
国土交通省は22日、トラック、バス、タクシーの自動車運送事業者に、飲酒運転根絶に向けアルコールチェッカーの使用を義務付けることを内容とした省令改正案をまとめ、意見募集を開始した。点呼時に、チェッカーによる運転者の酒気帯びの有無確認と記録を義務付け、チェッカーが反応した場合には乗務を禁止する。違反した場合は行政処分の対象とする。同省では来月21日までの1カ月間意見を受け付けて3月に公布し、1年後の来年3月に施行する予定だ。