企業向けサービス価格 国際航空貨物34%下落
日銀 2009年 トラック運賃は0.3%減
日本銀行は1月26日、2009年の企業向けサービス価格指数動向を発表した。それによると、2005年を100とした指数は、98・4となり、前年に比べ2・5%下落した。下落幅は85年の調査開始以来最大で、消費者物価指数の下落率と合わせ、景気低迷に伴うデフレの影響が裏付けられた。
運輸の企業向けサービス指数を見ると、世界的な景気低迷で国際航空貨物運賃が前年比34・0%減、外航貨物運賃が31・5%減と大幅に下落したほか、乗用車上限千円など高速道路料金の引き下げで有料道路料金が14・0%下落した。一方、道路貨物輸送(トラック運賃)は0・3%減の101・2にとどまった。