1~3月 景況回復も踊り場
全ト協調査 10-12月は3四半期連続で改善
全日本トラック協会が2日まとめた、昨年10~12月期の景況感調査結果によると、トラック業界の景況感判断指標は前期比17ポイント改善のマイナス77となり、3四半期連続で改善した。ただ、1~3月期見通しは横ばいのマイナス77で、回復は踊り場を迎えると見込んでいる。
10~12月期の国内景気は、自動車、鉄鋼、電気機械など輸出関連産業を中心に改善が続く一方で、ドバイショックによる急激な円高や株安、企業での設備・雇用の過剰感などが相まって、先行きへの慎重姿勢も強い。