センコー 豪州で住宅物流展開

現地法人設立、積水ハウスをサポート

 センコー(福田泰久社長)は18日、オーストラリアに100%出資の現地法人「センコー・ロジスティクス・オーストラリア」(ニューサウスウェールズ州イングルバーン市/資本金=30万豪㌦)を設立し、5月から住宅物流事業を開始すると発表した。主要荷主の積水ハウスがオーストラリアで分譲戸建て住宅などを製造・施工・販売するのに伴って、センコーが物流面でサポートするもの。現地では輸入資材の通関から工場までの海上コンテナ輸送、工場内作業をはじめ、出荷時の邸別ピッキング、工場から施工現場への配送までを、一貫受託した。5月からモデルハウスの物流業務をスタートさせ、今年夏から本格的に稼働させる。将来的には建材メーカー・商社向け物流業務、倉庫業、輸出入貨物取扱業などへの事業拡大を図る方針だ。