ポスト新長期 相次ぎ発売
価格100万円上昇、上期に需要
国内トラックメーカー各社が、ディーゼル車の新たな排出ガス規制であるポスト新長期規制に適合した大型トラックを相次いで発表した。NOx(窒素酸化物)とPM(粒子状物質)を6割以上削減することが求められる世界最高水準の排出ガス規制で、今年9月から全面適用される。7月から適合車を発売する日野自動車では、初めて尿素SCRを採用。尿素で先行するUDトラックスと三菱ふそうは即日販売を開始した。いすゞ自動車も近く適合車を発表する予定だ。世界で最もクリーンなディーゼルトラックとなるが、価格は100万円前後アップ。メーカー各社はエコカー補助がある上期の需要を見込む。