「最低台数引き上げを」

国交省ビジョン検討会で相次ぐ

 国土交通省に設置されたトラック産業の将来ビジョン検討会(座長=野尻俊明流通経済大学法学部教授)は19日、第3回会合を開き、来月の中間整理に向けての議論を行った。このなかで、各地域のトラック事業者ヒアリングが行われ、天野智義天野運送社長(東京)、川島誠中日運送社長(愛知)、福永征秀信栄運輸会長(兵庫)の3氏が地域の実情と規制緩和後の課題について発言し、いずれも最低車両台数の引き上げを求めた。

ビジョン検討会

検討会では「ルールを守らない事業者が生き残る現状はおかしい」との意見も出た