営業用トラック保有台数 2年で5.3万台減る

 国土交通省がまとめた今年3月末現在の自動車保有車両数統計によると、営業用トラックの保有台数(軽および特殊車除く)は、前月末より2095台減少して108万2614台となった。前年同月との比較では2万8304台、2・5%の減少で、リーマンショック以前の前々年同月比では5万2920台、4・7%の減少となる。
 トラック運送事業者による減車が進んでいるためとみられるが、特に08年秋の金融危機を受けて、昨年1月~7月の半年余りで3万台以上減少している。
 昨年11月以降は、毎月の台数減少幅が2000台以下で推移していたが、自動車税の納税義務が4月1日時点の所有者に発生することなどもあり、3月は減少幅が2000台を超えたとみられている。

営業用トラック保有台数の推移