宅配便 2年連続減少
ヤマトと佐川 2強体制際立つ
国土交通省が5日まとめた、09年度の宅配便取扱実績によると、トラック運送による宅配便取扱個数は、景気低迷の影響により前年度比2・2%減の31億776万個となり、初の減少に転じた08年度に続き2年連続で減少した。一方、ヤマト運輸の「宅急便」と佐川急便の「飛脚宅配便」の上位2便は前年度を上回る実績をあげ、2社合計のシェアは08年度の72・1%から76・8%へと拡大。市場の「2強」体制が一層際立ってきた。
国土交通省が5日まとめた、09年度の宅配便取扱実績によると、トラック運送による宅配便取扱個数は、景気低迷の影響により前年度比2・2%減の31億776万個となり、初の減少に転じた08年度に続き2年連続で減少した。一方、ヤマト運輸の「宅急便」と佐川急便の「飛脚宅配便」の上位2便は前年度を上回る実績をあげ、2社合計のシェアは08年度の72・1%から76・8%へと拡大。市場の「2強」体制が一層際立ってきた。