死亡事故が増加傾向
事業用トラック 1~5月 前年比11%増 全ト協、事故防止再徹底へ
事業用トラックが第1当事者となった死亡事故件数が増加傾向にある。警察庁が毎月まとめている交通事故統計によると、今年5月末現在の事業用トラック死亡事故件数は前年同期比11・3%増の167件となっており、車種別では中型貨物が34・0%増の63件、大型貨物が15・8%増の88件と増加が目立つ。2000年以降一貫して減少を続けている事業用トラックの死亡事故だが、このままでは10年ぶりに増加に転じかねないとして、全日本トラック協会では事故防止の再徹底を事業者に呼びかけている。