来月上旬にWG設置 トラック将来ビジョンで国交省
最低台数引き上げ検討へ
国土交通省は10月上旬を目途に、トラック産業将来ビジョン検討会の下に最低車両台数・適正運賃収受ワーキンググループ(WG)を設置する。同検討会でさらに検討を深めるべきとされた、最低車両台数規制と適正運賃収受に向けた取り組みについて検討を進め、来夏を目途に結論を得て、検討会としての最終とりまとめを行う。現在離島を除き全国一律5台とされている最低車両台数については、引き上げる方向での検討となるが、政府部内では過疎地域での規制緩和を求める意見もあり、両者のバランスをどのようにとるかが焦点となりそうだ。