荷動き回復にブレーキ 10-12月 景況感も急降下

機械関連貨物の落ち込み激しく


 今年10~12月期のトラック景況感や荷動き指数が急速に悪化する見通しとなっている。全日本トラック協会がまとめた景況感調査では、業界の景況感判断指標は7~9月のマイナス45から10~12月は同60へと15ポイント悪化が見込まれ、先行き不安が強まっている。日通総合研究所がまとめた、荷主企業の国内出荷量荷動き指数も7~9月は2ケタのプラスを維持したが、10~12月は14ポイント低下してプラス1と水面ぎりぎりまで急降下する見込み。とくに、機械関連貨物の落ち込みが激しく、荷動き回復基調にブレーキがかかりつつある。

荷動き指数の実績と見通し