「60日車は厳しすぎる」
アルコール検知器設置義務違反で全ト協 激変緩和求める
今年10~12月期のトラック景況感や荷動き指数が急速に悪化する見通しとなっている。全日本トラック協会がまとめた景況感調査全日本トラック協会(中西英一郎会長)は12日、アルコール検知器設置義務違反に対する処分強化についてのパブリックコメントに応じ、国土交通省に意見を提出した。国交省案で初違反でも60日車としている設置義務違反の処分量定については「非常に重い」として激変緩和措置や当面は口頭警告とするような弾力的運用を求めた。検知器の常時有効保持義務違反の初違反20日車についても「問題だ」とし、口頭警告にとどめるなど弾力運用を要望した。