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日本流通新聞12月13日付紙面から

高速料金 トラック値上げ回避

国交省案 大口・時間帯割引も継続

 国土交通省は9日、民主党の国土交通部門会議(田村謙治座長)に来年4月以降の高速道路新料金案を提示した。貨物車については、現在の大口多頻度割引、時間帯割引を継続するほか、上限制の導入についてはフェリー、JRなど他の輸送に影響があるため導入せず、現状と「全く同じ」(池口修次副国交相)料金水準とする内容だ。ただ、首都高速・阪神高速については対距離料金を導入するとしている。3年間で予算2兆円を充てる内容だが、党側にはなお異論があるため、さらに調整を進め、年内を目途に成案を得たい考えだ。

国土交通部門会議

党側からはなお異論が出された国土交通部門会議(9日、参院議員会館で)


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