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日本流通新聞4月2日付紙面から

がれき輸送「我こそ適任」

鉄道貨物VS内航海運 民主議連で火花

  民主党の東日本大震災・災害廃棄物広域処理推進議員連盟(がれき処理推進議連、髙木義明会長)の第3回総会が27日、参院議員会館で開かれ、がれき運搬の現状と課題について、全日本トラック協会、JR貨物、日本内航海運組合総連合会からヒアリングを行った。
 すでに昨年から東京都の依頼を受けてがれき輸送を実施しているJR貨物の小林正明社長は「鉄道が最も得意とする分野だ」と胸を張り、同社の惟村正広環境事業部長も「5月連休明けには専用列車を仕立てたい。がれき輸送はJR貨物で十分対応可能」と説明すると、内航総連の影山幹雄理事長も「手ぐすね引いて待っていた。内航海運は、労働効率が高く環境にも優しい大量輸送機関であり、がれき輸送に適している」と述べ、「復興特需」ともいえるがれき輸送を巡りアピール合戦となった。

宮古市磯鶏

がれき処理が進まないと被災地の復興も進まない(宮古市磯鶏で)

小林社長影山理事長岡田部会長

(左から)小林社長、影山理事長、岡田部会長

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