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日本流通新聞8月6日付紙面から

最低車両台数見送り

標準運賃も「発動困難」 トラックWGが方向性

 国土交通省のトラック産業将来ビジョン検討会に設置された最低車両台数・適正運賃収受ワーキンググループは7月30日、第6回会合を開き、とりまとめの方向性を了承した。WG設置以来最大の焦点だった最低車両台数の見直しは見送られ、新規参入を抑制する緊急調整措置や標準運賃についても「発動は困難」と結論づけた。一方で、安全規制全体を強化する方向を打ち出し、5台割れ事業者にも運行管理者の選任を義務付けるほか、参入時法令試験の出題範囲を拡大することなどを盛り込んだが、小粒な印象はぬぐえない。事業許可更新制は引き続き検討ととされた。

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