業界の取り組み強化へ

燃料サーチャージで全ト協　原油高騰受け

　シリア情勢の緊迫化を受けて、原油価格が高騰している。周辺の中東産油国にも混乱が広がるとの思惑からだ。国内のガソリン、軽油価格は高止まりしており、今後さらに強含む可能性がある。全日本トラック協会は9月13日に緊急正副会長会議を開き、燃料サーチャージ導入に向けた対策強化を検討する。燃料サーチャージ導入事業者は全体の8％にとどまっているため、荷主への働きかけを強めることも含め、取り組みを強化する方針だ。