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日本流通新聞1月1日付紙面から健康起因事故を防止せよ日頃の健康管理が肝要自動車運送事業で、運転者の健康状態に起因する事故が増えている。トラック運送事業でも増加傾向にあり、年代別では40代から50代にかけて多く発生している。事業用自動車の健康問題に起因する疾病のうち、脳起因が27%、心臓起因が23%でこの2つで半数を占める。ドライバー自らの日頃の健康管理がまず肝要だが、気軽に受けられる「脳MRI健診」の受診や「携帯型心電計」の活用も一考に値しそうだ。また、「最後の砦」として、運転者の異常時に車両が自動的に停止するシステムの開発も進められている。国土交通省が昨年11月に開催したシンポジウムの内容を再構成し、健康起因事故防止に向けた動向をまとめた。
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