運賃上昇傾向　さらに強まる

日通総研短観　1-3月荷動きはプラス16

　国内の製造業、卸売業の主要2500事業所を対象に、アンケートを行い物流動向を調査する企業物流短期動向調査（短観）の12月調査がまとまり、日通総合研究所が1月24日公表した。国内向け出荷量「荷動き指数」の2014年1-3月見通しは、2013年10-12月実績（見込み）より3ポイント低下してプラス16を見込んだ。一方、「運賃・料金指数」は、国内航空以外のすべての機関で上昇傾向を示した。特に一般トラックおよび特別積合せトラックでは、業種によっては2ケタの上昇幅を示すものもあり、運賃上昇がさらに強まりそうだ。