トラック向け販売開始

富士ソフト　高機能・低価格デジタコ

　システム開発大手の富士ソフト（本社＝横浜市、坂下智保社長）が、トラック運送事業者向けにデジタル式運行記録計の販売を開始する。
　製品は、デジタルタコグラフ「FSDT-01」で、高機能であるのに低価格な点が特徴。無駄な機能はそぎ落とし、運転業務を妨げないよう操作も簡単にした。本体価格はオープン価格だが、実勢価格を5万円程度と見込み、解析用ソフトは無償添付する。全日本トラック協会も近く、EMS機器導入促進助成の対象とする予定だ。

解析ソフトが無償で提供されるため、中小事業者でも安全対策に取り組みやすくなりそうだ(左が本体、右は別売のステータス入力パッド）