最新ニュース
日本流通新聞10月26日付紙面からメコンで共同物流試行国交省 陸上初のハブ&スポーク国土交通省は19日、2015年度の物流パイロット事業として、メコン地域で陸上物流としては初となるハブ・アンド・スポーク方式による共同集荷・共同輸送システムの導入に向けた実証事業を行うと発表した。 メコン地域では、「タイ+1」の動きとして、タイ・ベトナム周辺国が部品供給地として進展し、メコン地域内で生産分業ネットワークが形成されつつある。 また、この地域は、経済成長に伴う生活水準の底上げと中間所得層の拡大が期待されており、高付加価値貨物や小型貨物への需要増が併せて期待されている。 こうしたなかで、今後メコン地域内で陸送物流ネットワークを構築する場合、主要都市間を1社で1台傭車して輸送する従来の方式を全域に広げることは非効率なため、ハブ・アンド・スポーク方式を導入し、複数荷主の貨物を集荷・仕分けし、混載したうえで複数の物流事業者により各都市に向けて輸送することにした。
|
|