東松山に大型施設開設

佐川急便　中継センター併設で時間短縮

佐川急便（荒木秀夫社長）は10日、埼玉県東松山市に竣工したSGリアルティ東松山に、「東松山SRC（佐川流通センター）」を開設し、24日から稼働すると発表した。延床面積7万7494平方㍍（約2万3442坪）の大型施設で、同社施設では全国2番目の規模。各種のマテハン機器により徹底した省人化を図り、1時間当たり4万2000個の仕分け能力は同社最高を誇る。圏央道の開通により東北や関西方面にもアクセスがよく、中継センターを併設することで入居企業のリードタイム短縮を実現した。

延床面積7.7万平米は同社2番目の規模となる

「今後は内陸部への立地も進める」と話す荒木社長