会長選出へ管理委設置

東ト協理事会　50周年予算に「待った」

東京都トラック協会は3月28日、東ト協本部で、彦田昌昭会長代理を議長に、2016年度事業計画案および予算案、会長候補者選出に関する規定案などを審議する理事会を開催した。大髙一夫会長が逝去し約2カ月。会長候補者選びが本格化的に動き出した。

理事会では会長候補者の選出を公平に実施するため、「会長候補者選出管理委員会」の設置などを定めた規定案が承認された。これにより彦田会長代理の指名で、委員に東ト協審議役の古屋芳彦、鈴木憲興、関口宇一、橋場之廣、石川和夫の5氏を選任した。

予算案では50年史の発刊（書籍1700万円、DVD700万円）を予定し、2400万円を計上したが、理事からは「高すぎるのでは」「すべて電子化にしてコストを抑えるべき」など見直しを求める声が相次いだ。